リンパって何?

こんにちは☺︎

kinikiliのなつみです。


私が去年からリンパトリートメントを勉強し始めて、よく聞かれる質問があります。


『リンパって何?』


いや、そうだよね。私も勉強始めるまで知らなかったもん。


ここ数年メディアや雑誌に取り上げられる事の多い『リンパ』という言葉。皆さんも自宅でメイク前やお風呂上がりにデコルテや首筋などマッサージされた事ありますよね?

でもそもそも『リンパ』とは何なのか?!


はい、説明お願いします!と言われても、答えられる人は少ないと思います。


リンパが滞るとどうしていけないの?リンパマッサージすると体に良さそうだけど、どう効いてるの?どういう効果が出るの?


今回はそんな謎の多い『リンパ』について書いていきます☺️


リンパとは、、?


リンパとは一言で言うと、体液循環の仕組みの一つの事です。

体液とは、身体に含まれる、あるいは身体から分泌される液体のこと。

血液も体液、汗や尿も全部体液です。

循環というのは、身体の中をグルグル巡るということですね。


血管のように全身に張り巡らされたリンパ管・その中を流れるリンパ液・リンパ管の中継地点であるリンパ節を総称してリンパと呼びます。

雑誌などで鎖骨や首筋、太もものマッサージが特集されていたりするので、そこにしかリンパが無いと思われてる方も多いかもしれませんが、リンパ管は全身隅々まで張り巡らされています。


血液には全身に酸素や栄養素を送る『行き』の動脈と、臓器に送り込まれた血液を心臓に戻す『帰り』の静脈があるのは、皆さんご存知の通り。

リンパ管はこの静脈の『帰り』の流れに入れなかった水分などを吸い上げ、最終的には静脈に戻す役割をしています。



リンパの働きって?


ではなぜそのような仕組みが身体に備わっているのか、リンパの働きは大きく2つあります。


①{排泄機能} 身体の余分な水分や脂肪、老廃物を静脈に運ぶ

②{免疫機能} 体内に入ってきた異物(細菌、ウイルス、アレルゲン)の排除


主にこの二つの働きのためにリンパは存在しています。


まず①の身体の余分な水分や脂肪、老廃物を静脈に運ぶ『排泄機能』。

この場合の老廃物とは、腸内細菌の死骸、外敵と戦って死んだ細胞、毒素、疲労物質、化学物質などの事を指します。


そして②の体内に入ってきた異物(細菌、ウイルス、アレルゲン)を排除する『免疫機能』。

リンパ管とリンパ管が結合している場所に600個以上あるリンパ節が異物を感知し、静脈から心臓にそのまま流れないようにリンパ節に常駐している白血球細胞が異物と戦います。

戦いの中で細胞は異物の情報を司令塔の細胞に渡し、その司令塔の細胞がまた別の細胞に敵に合致する武器を作らせたりして敵を破滅させます。

この戦う相手に合わせた組織的な戦法を免疫と言います。

リンパ節は静脈に合流するまで何個もあるので、どんどん濾過されてなかなか血液に入れないようになっています。



リンパの流れが悪くなると、、


身体に不要な老廃物を排出し、体外からの侵入者と日夜戦い私たちを守ってくれているリンパ。

そんな大切な働きを担っているリンパですが、実は自力でリンパ液を流すシステムがありません、、、!

周りの筋肉が動くことでやっと中のリンパ液が押し出されるほど、とてもとてもゆっくり流れているのです。(1分間で24cm!)

また押し出す力が弱いので重力の影響を受けやすく、脚や指先などの心臓から遠くて下に位置する部分にリンパ液が溜まりやすくなります。


リンパの流れが悪くなると、運ばれるはずだった水分や老廃物が溜まりやすくなります。

そうなると、むくみ、冷え性やシミシワ、さらにはそのまま放っておくとセルライトの原因に😱

他にもコリや、免疫力の低下などいろいろな身体の不調につながっていきます。



リンパの流れ改善の為のたった3つの方法!

誰でもむくみたくないし、セルライトまみれの太もものままでいたいわけではないですよね?

免疫力上げて、コロナウイルスにも負けない身体でいたいですよね?


そんなあなたにリンパの流れを改善するための方法を3つお教えします。。


ずばりそれは、、


①適度な運動

②こまめな水分補給

③リンパマッサージ


です!



一つずつ説明していきますね☺︎


まず①の『適度な運動』

リンパは周りの筋肉の動きによって刺激されリンパ液が押し出されます。

さらに呼吸によって横隔膜が拡張収縮し、循環を助けてくれます。

ちなみに私は最近、歯磨きのタイミングでスクワットをしています。

、、、毎回10回ずつ(少ないって言わないで)

最初の頃は1回でもプルプルしてましたが、毎日続けるとしっかり腰を落とした姿勢まで出来るようになりました。


次に②の『こまめな水分補給』

常温より温かい白湯やお湯をこまめに補給しましょう。

この『こまめに』が大事です。

腎臓で1回に処理される水分量は決まっているので、それを超えてしまう大量のお水が急激に体内に入ると、余分な水分が体内細胞に溜まり、水膨れの状態になりむくんでしまいます。

なので夏の暑い日でもガブ飲みは控えてこまめに水分補給するように心がけましょう。


そして③の『リンパマッサージ』

リンパ管はそれ自体は自力で収縮をしない為、外部から刺激を与えてあげましょう。

リンパ管は皮膚の表皮と真皮の間あたりにあります。お客様でも揉みほぐしとリンパトリートメントの違いを理解されてない方がいらっしゃるようで、『グイグイ揉みほぐすのかと思ってました』と言われる事がありますが、リンパトリートメントは自力で流れることのできないリンパ液が流れやすいようにしてあげる、というのが目的です。

やみくもにマッサージしてしまうと筋肉を傷つけて、さらに硬くなりの改善が難しくなります。

なので自宅でマッサージされる場合も、掌をしっかり密着させて撫でるように優しくゆっくりがポイントです☺︎

2.3週間に1度サロンでのケア、次の施術まではご自宅でケアされるのがベストです。



以上3つが私からお伝えするリンパの滞りを改善する方法です。
ぜひ参考にされてください☺︎




まとめ

どうでしたでしょうか?

リンパとは→体液循環の大切な仕組みの一つで、その流れが悪くなると→むくみや免疫低下など美容にも健康にも害になる。そしてそれは私たちの毎日の少しの努力で予防や改善ができるのです。

忙しくストレスの多い私たちだからこそ、自分で自分を癒す時間をとり、疲れにくく痩せやすい身体作りをしていきましょう!(^ ^)




なかなか聞き慣れない言葉もあり、読みにくい部分もあったかと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございました✨













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